最近では無料のlightroom用のプリセットが沢山出ています。
私も一時期プリセット漁りをし、いろいろ導入していました。
そこで思った事はサンプル写真のようにいかない。何か違う。でした。
それは当たり前でプリセットも万能ではないので、写真によって合う合わないがあります。
プリセットを使うとワンクリックで色んな設定を自動でしてくれるのですが、ちょっとここを変えたいとかこの色味を変えたいとかなった時に、どこを変えて良いか分からず、結果どんどん微妙な写真になって行きました。
だったら最初から自分で写真を見ながらちょこちょこといじって行った方がイメージに近い物が出きるんじゃないかと思い、いろいろ試してみた結果、ある程度の物がプリセットを使わず、さらに思い通りに出来るようになったので、その方法を書きたいと思います。
最初に断っておきますが、これから書く方法はあくまで私流のやりかたです。このやり方が正解という訳ではなく、いろんな方法があり、その中の1つと思ってください。
また、明らかな失敗の写真(極端な露光不足・過多など)は想定していません。
そしてあくまでinstagram”風”です。
操作方法自体は凄い簡単なので、もしかしたらプリセットをわざわざ探してダウンロードしてインストールしてとかより素早く出来ると思います。
ビフォー・アフター
ビフォー
アフター
大体こんな感じの写真が出来上がります。
サンプル写真の撮影時の設定は「70mm(SEL2870) SS1/160 F値5.6 ISO 100」です。
それでは方法です
まず、写真をinstagram風にしたいとき、最初にトーンカーブを動かします。
チャンネルはRGBの状態で、トーンカーブの左下のポイントを上にドラッグします。
大体これぐらい。(写真に合わせて、見ながら動かしてください)
この作業をする時の注意点
上の画像のようにトーンカーブの下にパネルが開いている状態だと、トーンカーブが上手く動きません。
右下の青枠の所をクリックしてパネルを閉じてから操作してください。
これで次ぎに行っても良いのですが、トーンカーブの操作に慣れている方なら新たにポイントを追加して微調整を行ってもOKです。
トーンカーブを動かす時は少しずつ動かすだけで十分変化が出ますので写真を見ながら調節してください。
ここまで出来たらほぼ完成。
あとは色温度と色かぶり補正を動かしてお好きな色味に調節してください。
例1
例2
例3
例4
最後に「レンズ補正」の「周辺光量調整」をマイナス方向に動かし周辺光量を落とすのも良いかもしれません。
以上lightroomでプリセットを使わず、instagram風にする方法でした。
この方法から、オリジナルの設定を加えて行けば独自の色味等出せるのではないでしょうか。
簡単に出来るので是非お試しください。