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PHOTO for LIFE

カメラ初心者がストックフォトやカメラや写真について書いてます

【流れ星】8/12にペルセウス座流星群が見れるので流れ星の撮影方法を調べてみた

写真 撮影方法

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今月の12日ペルセウス座流星群が観測出来るようです。天気さえ良ければ流星群の撮影が出来そうです。夏の風物詩として花火の写真で盛り上がっていますが、このペルセウス座流星群も夏の風物詩として面白い被写体だと思います。

前回星空のタイムラプス撮影で流れ星を沢山見ました。その時に今度は流れ星を撮影してみようと思ってた所、ちょうどペルセウス座流星群が見れるので流れ星を撮影する方法を調べてみました。

関連記事満点の星空のもとで天の川のタイムラプス撮影をしてきました

流れ星の撮影方法について

星の撮影は何度か挑戦した事はあるのですが、いつ流れるか分からない流れ星を狙った撮影はした事ありませんでした。というか流星群が観測出来る日じゃないとかなり厳しいと思います。

流星群は大体の方角や時間帯などが分かるので、流れ星の写真を撮るのに数少ない絶好のチャンスです。そんな数少ないチャンスの日に失敗しないよう調べてみました。ペルセウス座流星群で流れ星の撮影に挑戦しようと考えている方の参考になれば幸いです。

ペルセウス座流星群について

ペルセウス座流星群は三大流星群の中の1つと言われています。ほかの2つのしぶんぎ座流星群とふたご座流星群は冬の12月と1月なのでこの2つの流星群の日に撮影しようとなると、寒い夜に凍えながらの撮影になりそうです。それに比べペルセウス座流星群は夏なので三大流星群の中でも初心者でも撮影に挑戦しやすい流星群なのかもしれません。

このペルセウス座流星群は、毎年8/12~13にかけて観測出来、条件の良い場所では一時間の間で30~60個くらいの流れ星を見る事が出来るようです。見れる流れ星の数は周りの光源などで左右されるので、町灯りが少なく高度の高い山などで撮影出来ればより多くの流れ星を見る事が出来ると思います。

流れ星を撮影する場合、町灯り以外にも月の光の影響も大きいです。ペルセウス座流星群が観測出来る12~13日の月は上弦で半月の明るい月が出ています。ピークと予想されている午後9時頃は南西に月があるため、この月の影響が気になるところです。

出来るだけ月明かりに影響されずに流れ星を撮影するには12日の深夜〜がよさそうです。

参考リンク:【特集】ペルセウス座流星群(2016年) - アストロアーツ

方角

ペルセウス座流星群は、空全体に広がり観測出来るそうですが、見つけにくい場合は北東の方角を見ていると流れ星を見つけやすいそうです。

 

カメラの設定について

流れ星を撮る為の撮影方法を調べてみましたが、カメラの設定については通常の星空を撮影する設定で良さそうです。きちんとした設定が出来てもやはり流れ星はいつどこで流れるか分かりません。そんな流れ星を撮影するにはタイムラプスを撮影するように何度も何度もシャッターを切り、その時に流れ星が流れるのを祈るしかありません。

前回の星空タイムラプスで運良く数枚流れ星が撮れていました。その写真がこちら

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左上部からスッと流れている白い線が流れ星です。

拡大するとこんな感じ

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星空の撮影中にちょっと邪魔になるのが飛行機です。タイムラプスの動画として見るとそれはそれで面白いのですが、流れ星の写真としてみるとちょっと邪魔になるかも知れません。ちなみに飛行機が写るとこんな感じになります。

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拡大するとこんな感じ

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前回撮影した星空のタイムラプス動画

流れ星を撮影する時、流れ星に気付いてからシャッターを切っていては間に合わないので、連射しまくってその中にタイミングよく流れるのを待つ方法がベストかと思います。

ですのでいつも私が星空を撮影してるときの設定方法をご紹介したいと思います。この設定で連射しておけば何枚かは綺麗な流れ星が撮影出来ると思います。

カメラやレンズ、機材について

カメラ

星の撮影となると初心者には難しいとか高価な機材が必要と思うかも知れませんが、最近のカメラは性能も良く、入門機種でも十分に撮影出来ると思います。私のカメラα7のセンサーサイズはフルサイズですが、APS-Cでも十分に撮影出来ます。

レンズ

レンズもキットレンズでも撮影出来ますので無理に新しいレンズを購入しなくても大丈夫です。星を撮影する時はF値が重要になってくるのですが、F値が4以下に出来るレンズであれば問題ありません。以前私が星のタイムラプスで使用したレンズはキットレンズのズームレンズでF値は3.5です。

あとは出来るだけ広角のレンズで撮影しましょう。

三脚

星や夜景の撮影では必須と言っていいと思います。数千円で買える安い物でもいいですが、安いやつだとシャッターを押した時にブレが大きく影響してしまいます。そう言う場合は2秒後にシャッターが切れるセルフタイマーなどを上手く利用すればブレは防げます。これから購入される方は出来るだけ上部な物を選んでおいた方が良いかと思います。大体1万円以上を目安に検討して行くと良いかと思います。

なかでも軽くて小さいトラベル三脚等が初心者でも扱いやすいかと思います。

 

まずはカメラの事前設定から

星空を撮影するには10~20秒のシャッタースピードの長時間露光で撮影します。この場合三脚を使い撮影する事になります。その時にいくつか設定しておかないと行けない事があります。

手ぶれ補正をOFFに

三脚を使用する場合、この手振れ補正は必要ありません。この手振れ補正をONにしておくと余計な処理が働き、逆にブレたりする事がありますので必ずOFFにしておきましょう。機種によってはボディについていたり、レンズについていたりするので必ずか確認しておきましょう。

ノイズリダクションをOFFに

このノイズリダクションとは、長時間露光の撮影時に発生するノイズを、撮影後にカメラ内部でノイズを減らす処理のことです。これだけ聞くと綺麗な写真になり良さそうに聞こえますが、問題は1枚撮ったあと数秒かけて処理する為、その間撮影が出来なくなってしまいます。さらに写真を綺麗にする為の機能なのにかえって画質を悪くしてしまう事もあります。

流れ星を撮影するにはどんどん連射して撮りたいのに、この処理のせいで撮影出来ない時間が出来てしまいます。

このノイズリダクションは普段からOFFにしておいた方が良いかも知れません。

 

流れ星を撮る為のカメラ設定

撮影モードはマニュアルで

カメラ任せのオートで撮影するのは難しいと思います。マニュアルモードを使った事の無い方でも後述してある設定方法通りにすれば難しくないと思います。

F値は出来るだけ低く

出来るだけ低く、F4以下がおすすめです。よく解放から1,2段階絞った方が解像すると目にするのでF1.8などの明るいレンズを使う場合はそうしてますが、しっかり比べた事は無いので効果のほどは分かりませんが、明るいレンズを持ってて気になる方は1,2段階絞渋るのも良いかも知れません。キットレンズ等F3.5くらいの方は絞らず解放をおすすめします。

シャッタースピードは15秒くらいで

あまり長くしても自転の影響で星が点じゃなく線になってしまうのでこの位が良いかと思います。これはレンズの焦点距離でも変わってきますが、長くても20秒以内が良いと思います。もっと明るくしたい場合は、シャッタースピードではなく、ISO感度で調節しましょう。

ISO感度は1600位?

ISO感度はあげすぎるとノイズが発生してきます。私は個人的にノイズが気になるのでいつもこのくらいにしてます。(結局現像で明るくするんですが) そして1600位?としてるのは、これに関してはカメラの違いによって大きく差が出るからです。他の記事を見ると6400とか書いてる所もありますがさすがにそれは高すぎるような気もしますが、カメラやRAW現像しない方等はもしかしたらその位でも良いのかも知れません。

この点に関しては自分の機材等に合わせた最適値を見つけるのが良いかと思います。事前にテストショットを撮り、明るさやノイズなど一度見てみる事をおすすめします。

関連記事撮った写真を4Kテレビで見てみた結果

ピント合わせはマニュアル(MF)で

星にピントを合わせる場合、オートフォーカスで合わせるのは無理なのでライブビュー等を利用しマニュアルでピントを調節しましょう。そしてAFのままだとシャッターボタンを押すたびにピントが変わってしまい、何度もピント合わせをしないと行けなくなりますので必ずマニュアル(MF)にしておきましょう。

ライブビューで星の光が見えない場合、出来るだけ遠くにある街灯や建物を利用しピントを合わせれば大丈夫です。

ピント合わせが終わったら、マスキングテープ等を使いズレてしまわないように固定するのもおすすめです。これは必須ではありませんが気付かない内にピント・ズームリングがズレてしまい、ピンぼけの写真ばっかり撮ってたという事になりかねません。テープ自体安いので1つ持っておくと良いと思います。

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こんな感じに赤枠の所のズームリング、ピントリングを固定しておくと安心です。テープを貼る時にリングを動かしてしまわないよう気をつけてくださいね。

粘着性の強いガムテープ等ではなく、紙製のマスキングテープがおすすめです。

ホワイトバランスについて

ホワイトバランスは正直個人の好みで変わってくると思います。RAWで撮影すれば撮影後にいくらでも変更出来ますが、JPG撮って出しの方はテストショットで確認しておきましょう。

参考までにホワイトバランスの比較写真を張っておきます。

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個人的にはタングステンか蛍光灯が良いかと思います。

 

あとは良いタイミングで流れ星が流れるのを祈りながらひたすらシャッターを切りましょう。タイムラプスを撮影するときのように自動でシャッターを切るように設定しておけばほったらかしで撮影出来ます。

sonyのカメラならPlayMemories Camera Appsからタイムラプスの有料アプリをダウンロードすれば簡単に出来ます。

www.playmemoriescameraapps.com

Nikonのカメラは「インターバル機能」で設定できるようです。

それ以外のメーカーでも機能があるかも知れませんが、この辺りはお使いの機種で調べてみてください。もしこの様な機能がない場合はこのようの商品で解決する事が出来ます。

上記商品は同じ商品ですが、対応メーカー・機種が違います。その他メーカーもありますのでお使いの機種に合わせてお探しください。

その他の方法

今回はシャッタースピードを15秒位を目安に説明していますが、もっとシャッタースピードを長くして撮影したい方もいるかと思います。

長くすればその分、1枚の写真に沢山の流れ星が写る可能性も出てきます。しかしシャッタースピードを長くすると、自転の影響で星の光が点ではなく線になってしまいます。

その問題を解消するには「赤道儀」という機材が必要になります。

金額はちょっと高めですが、これから星空を沢山撮影したいという方は持っていても損は無いと思います。私はまだ購入に至っていませんが、最近星空撮影にハマりそうなのでポラリエを密かに狙っています。

この赤道儀の仕組みを簡単に説明すると、この赤道儀が地球の自転に合わせ回転するので長時間露光での撮影でも星が点で撮影出来るようになります。

流れ星の撮影以外でも普段の星空撮影時にISO感度で明るくするのではなく、シャッタースピードを伸ばし明るさを調節出来るので、ISO感度のノイズ問題を押さえながら綺麗な星が撮影出来ます。

追記:赤道儀を使えばシャッタースピードを長くしても星を点として撮影出来ますが、1枚の写真にたくさんの流れ星を写そうと極端に長くしてしまうと、流れ星の光が相対的に弱くなってしまうそうです。この辺りは、試した事が無いのでどの程度まで長く出来るといった情報を記載出来ませんが、仮に30秒にすると倍のチャンスになります。予想ですが60秒くらいまでなら何とかなるのではと思います。

この追記はブコメで情報を頂き追加させて頂いています。IDをのせて良いか分からないのでのせてませんが、貴重な情報を頂き、誠にありがとうございました。追記ここまで

しかし、この赤道儀は自転に合わせカメラが回転して行くので、星空と風景を合わせた撮影が出来ません。風景がはいると星は固定されていますが風景部分は流れてしまいます。なので赤道儀は星専門用の機材として考えたほうがいいです。

 

出来ればRAW現像しましょう

初心者のうちはRAW現像をしない方も多いかと思いますが、個人的には初心者ほどRAW現像を経験していた方が良いかと思います。私もカメラを買ったばかりの頃は撮る事しか頭になく、あまり設定等していませんでした。結果あとでホワイトバランスはこれじゃなかった、露出がおかしいという事が沢山ありました。

しかしこれらはRAAW現像で簡単に解決出来ます。そのような失敗も解決出来る上に、実際に撮った写真で色んなホワイトバランスの結果を見る事も出来ます。これらの機能のおかげで一気に理解が進むんじゃないかと思ってます。

また、星の撮影はISOを高めに設定する為、どうしてもノイズが発生します。このノイズもRAW現像で簡単に押さえる事も出来ます。

まだRAW現像に挑戦した事無い方は是非一度試してみてください。私はADOBEのLightroomという有料のソフトを使用していますが、フリーの物も沢山ある様なので気軽に始める事が出来ると思います。

 

最後に

あとは晴れてくれる事を祈るだけですね。天気がよければ撮影に出かけ結果報告もさせていただきたいと思います。

撮影をしなくても簡単に流れ星が見れる良い機械なので小さいお子様出かけ一緒に見ると良い夏の思い出にもなりそうですね。

それでは。

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